「ロコモ予防教室」の有効性

文献・資料
07 /30 2017
皆様こんにちは。
久しぶりのブログ更新です。

最近、多くの自治体で「ロコモ予防教室」「ロコモ予防講座」などが開催されていますが、皆様は参加または担当などされたことがありますでしょうか?
今日は、そのような講座が実際に実施されて一定の効果を上げたという報告をご紹介します。
J-STAGEでどなたでも読めます。

「ロコモティブシンドローム予防教室の取り組み── トレーニングの定着を目指して──」
幡野 真妃、ほか
日本農村医学会雑誌 65(5):984-993,2016
http://doi.org/10.2185/jjrm.65.984

抄録の一部を引用して紹介しますと、

"当教室ではトレーニング(日本整形外科学会のロコモーショントレーニング及び独自に開発したロコモ予防のトレーニング,以下:ロコトレ)の定着を目指した。対象は2014年に開講した教室参加者30名である。教室は同窓会まで含めて全9 回であり,ロコトレの重要性と効果を多方面から繰り返し伝えるとともに,参加者には毎日ロコトレ実施記録を記入してもらった。また,ロコトレの効果を実感してもらうために毎回の教室では開眼片脚立ちのタイムを測定した。"

のだそうです。
ちなみに、多職種が関わっているというこの教室のプログラムは1教室6ヶ月(全8回)からなり、1回あたり120または150分、「同窓会」は教室終了から3ヶ月後に開催とのことですので、全部参加すれば9ヶ月間というかなりのボリュームです。

その結果、8割以上の参加者(教室終了時90%、同窓会でも83%)がロコトレを週2〜3回以上実施しており、症状の軽減や運動機能、体力測定の結果の向上がみられたそうです。

企画者と参加者の興味と意欲がかみ合えば、健康増進に大きな効果があるという報告だと思います。

なかなかここまでの内容・回数を実施するのにはエネルギーが必要かもしれませんが、我々もパワー充填して頑張ってみたいと思います!
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