明日の「メタボ&ロコモ予防」講座@相模大野、予定通り開催します

セミナー・イベントのご案内
10 /21 2017
皆様こんにちは。
台風が近づいていますね。
毎日雨で寒く、「すっきりした秋晴れ」はどこへ行ってしまったんでしょう?(>ω<)

さて、明日10月22日(日)は、
予定通り、大野南公民館で
「地域で学ぶ メタボ&ロコモ予防」を開催する予定です。
相模原市立 大野南公民館

天候が悪いであろう上に、なんと衆議院選挙の投票日と重なってしまい
お忙しい中恐縮ですが、
医学・栄養・運動 の3つの観点から、皆様のメタボ&ロコモ予防のための
知識と実践をしっかりサポートさせていただく講座にいたしますので、
ぜひ、お足をお運び下さいませ。

では、明日皆様とお目にかかれることを楽しみにしております!
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運動習慣者を持つ高齢者のロコモ度テストからわかったこと

日記
09 /20 2017
メタボ&ロコモ研究会で事務局を担当しています、坂手です。お恥ずかしながら、初の投稿です。

今年の6月に、神奈川県内で定期的に運動を実施される60〜80歳代の計64名の方を対象に、ロコモ度テストを行いました。
ロコモ度テストとは、移動能力を確認するためのテストであり、「立ち上がりテスト」「2ステップテスト」「ロコモ25(下肢、腰などの痛みや生活の中での移動の困難さを聞く質問紙)」から構成されています。(詳しくはロコモチャレンジのHPをご参照ください。)
ロコモ度テストは、その結果より、ロコモ度1とロコモ度2に判定できます。立ち上がりテストでは、片脚で40㎝の高さから立ち上がれない、2ステップ値(=2ステップ値/身長)が1.3未満、ロコモ25の結果が7点以上の場合、ロコモ度1となります。また両足で20㎝の高さから立ち上がれない、2ステップ値が1.1未満、またロコモ25の結果が16点以上の場合、ロコモ度2となります。
その結果、立ち上がりテストのロコモ度1の該当率は全体の29.0%、ロコモ度2が4.8%でした。2ステップ値では、18.5%、ロコモ度2は3.1%、またロコモ25では、それぞれ、43.6%、9.1%でした。

以上より、該当率は、体力面をみる2ステップテスト、立ち上がりテストによる結果に比べて、質問紙のロコモ25で高いことが分かりました。これは、運動習慣を持つ高齢者では、腰、腕、下肢などに痛みを感じている人や生活の中での移動に困難さを感じている方が多いものの、ロコモに該当するほどの体力的な変化には至っていない状態の方が多いのかもしれません。この点は、更なる検討が必要であると考えています。

運動習慣を持つ高齢者においても、約半数がロコモと判定されていたことは大きな発見でした。
今後も引き続き、ロコモ予防のための様々な対策を検討していきたいと考えています。

骨密度と飲酒との関係

文献・資料
08 /17 2017
骨密度には、食生活や生活習慣も大きく関わっていることが知られていますが、お酒についてはどうでしょうか?
最近、PLoS Oneに興味深い論文が出ていましたので紹介します。

Jang HD, et al.
Relationship between bone mineral density and alcohol intake: A nationwide health survey analysis of postmenopausal women.
PLoS One. 2017 Jun 29;12(6):e0180132. doi: 10.1371/journal.pone.0180132. eCollection 2017.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28662191

Korean National Health and Nutrition Examination Surveyとありますので、韓国の国民健康栄養調査ですね。
その調査から、骨密度の測定を実施した約3,300人の閉経後女性のデータを抽出し、飲酒の頻度や量との関連を調べたそうです。

その結果、

全然飲まない人、逆に多く飲酒する人(週4回以上)に比べて、週2〜3回飲む人で最も骨密度が高いという結果が得られたと報告されています。1回当たりの飲む量によっても異なり、1回あたり「1-2杯または5-6杯」と回答した人で骨密度がやや高かったようです。

ちなみに、"「1杯」とはアルコール約8グラム相当であり、ビール220mLまたはSo-ju 50mL分と同等"と書いてあったのですが・・
私はSo-juを知らなかったので、何!?と思ってしまいました・・・
ソジュ(韓国焼酎)のことでした。
そーじゅーことでしたか。

・・すみません(*・`ω´・)ゞ

さらに骨粗鬆症についても検討したところ、飲まない人や多量飲酒者の方は、少し飲む人に比べて骨粗鬆症のリスクが約1.7倍高まるとの結論となっています。

詳細は本文を読んでいただければと思いますが、まずは、いわゆるアルコールのU字効果、ここでもか!という感じですね。

ということで、皆様またほとほどに楽しく飲みましょうね。

「ロコモ予防教室」の有効性

文献・資料
07 /30 2017
皆様こんにちは。
久しぶりのブログ更新です。

最近、多くの自治体で「ロコモ予防教室」「ロコモ予防講座」などが開催されていますが、皆様は参加または担当などされたことがありますでしょうか?
今日は、そのような講座が実際に実施されて一定の効果を上げたという報告をご紹介します。
J-STAGEでどなたでも読めます。

「ロコモティブシンドローム予防教室の取り組み── トレーニングの定着を目指して──」
幡野 真妃、ほか
日本農村医学会雑誌 65(5):984-993,2016
http://doi.org/10.2185/jjrm.65.984

抄録の一部を引用して紹介しますと、

"当教室ではトレーニング(日本整形外科学会のロコモーショントレーニング及び独自に開発したロコモ予防のトレーニング,以下:ロコトレ)の定着を目指した。対象は2014年に開講した教室参加者30名である。教室は同窓会まで含めて全9 回であり,ロコトレの重要性と効果を多方面から繰り返し伝えるとともに,参加者には毎日ロコトレ実施記録を記入してもらった。また,ロコトレの効果を実感してもらうために毎回の教室では開眼片脚立ちのタイムを測定した。"

のだそうです。
ちなみに、多職種が関わっているというこの教室のプログラムは1教室6ヶ月(全8回)からなり、1回あたり120または150分、「同窓会」は教室終了から3ヶ月後に開催とのことですので、全部参加すれば9ヶ月間というかなりのボリュームです。

その結果、8割以上の参加者(教室終了時90%、同窓会でも83%)がロコトレを週2〜3回以上実施しており、症状の軽減や運動機能、体力測定の結果の向上がみられたそうです。

企画者と参加者の興味と意欲がかみ合えば、健康増進に大きな効果があるという報告だと思います。

なかなかここまでの内容・回数を実施するのにはエネルギーが必要かもしれませんが、我々もパワー充填して頑張ってみたいと思います!

「メタボ&ロコモ予防講座」@さがまちカレッジ 終了しました!

日記
10 /16 2016
昨日10月15日(土)は、さがまちコンソーシアム(「相模原・町田大学地域コンソーシアム)の「さがまちカレッジ」内の講座として、「メタボロコモ予防講座」を開講してきました!

さがまちコンソーシアム:http://sagamachi.jp

場所は、町田市生涯学習センター(まちだ市民公民館)です。
161015さがまちカレッジ案内板

今回は、定員を超えるお申し込みをいただき、会場は満席。
混雑緩和のため、お集まりいただいた方から先に体力測定や簡易体組成測定などを始めていただきました。

開講後は・・・

体力測定や体組成測定、それにロコモティブシンドロームのチェックなどを行い、皆様ご自分の測定データを手にしていただいたところで「運動について」の講義。
簡単なストレッチ方法などを覚えていただきました。

その後は講義形式で、
・「メタボとロコモの意外な関係」
・「栄養について」
と、プリントやテキストを見ながら、生活習慣病や食習慣のことについての説明を聞いていただきましたが、皆様からの熱心なご質問をいただき、日頃から健康に関心を持っていただいていることを実感いたしました。

時間の割に内容が盛りだくさん過ぎて(。>ω<。)時間が押せ押せになり、参加者の皆様はあっちで歩いたりこっちで握力を測ったりと大変だったかと思いますが(^-^;;)、ぜひ、今日の結果や講義内容を今後の健康づくりに生かしていただければと、スタッフ一同願っております。

また、今回の講座は1日だけでなく、今後も継続して参加者の皆様と一緒に食事や運動の効果を見ていく予定にしており、当日、多くの方から、フォローアップ講座への関心をお寄せいただきました。
ぜひ、毎日少しずつの習慣で、メタボやロコモを寄せ付けない体作りをしていただければと思います。

今後ともご一緒に健康を作っていきましょう。皆様お疲れさまでした。

ロコモ&メタボ研究会

ロコモティブシンドロームとメタボリックシンドロームの予防に関する研究と実践をめざすフォーラムです。

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